お金を働かせる資産運用
2009年3月11日 趣味「お金を働かせる」という発想を「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)は現代の日本人に気付かせてくれました。でも、その理論の源流は古く150年以上も前のカール・マルクスの「資本論」にさかのぼることができます。確かにお金を生み出す資源には、労働と資本しかないわけです。自分が働いて給料や事業の収益を獲得するか、お金を投資して投資収益や配当を得るかという2種類の経済活動です。労働と資本を、お金を生み出すエンジンだと考えれば、どちらのエンジンをどう使うかという根本的な配分が人生設計には求められているといえます。この配分は二者択一ではなくて、両方働かせる(あるいは両方働かせない)こともできるので以下の4つのパターンに集約できます。ライフ・ステージの中で、おおまかな設計として資源配分の流れは以下のようになっているのが一般的しょう。①自分もお金も働かない準備中世代。「準備中期間」とは、生まれてから学校を卒業して働き始めるまでの時間をいいます。普通の人は投資なんて、まだまだ先の話ですし、どんな仕事をして給料を取れるようになるか?を考え、生涯のキャリアを模索しているライフ・ステージにいます。投資しようにも、投入する資金を持っていない子どもや青年の時代ともいえます。ここから、まずは自分で働いてお金を稼ぐ生活に入るのが一般的ですが、就職して給料をもらうというサラリーマンタイプといきなり起業・創業するアントレプレナータイプがいます。いずれにしても、ここでしっかりとお金と社会の常識を身につけることで、お金を働かせるハイブリッドな生活に至る準備をしておきます。②自分は働いているが、お金を働かせるには至らない自己開発世代。「自己開発世代」とは、就職してから職業人として1人前に育つまでの時間をいいます。仕事の中から自分の得意なスキルやフィールドを発見し、そこを磨いていくライフ・ステージにいます。私が「自己開発世代」を「働いて稼ぐ+お金を働かせる」円熟世代の前に置いたのは、自分に投資して稼ぎを得ることが一般的には最もハイリターンでお得なお金の生み出し方だからです。ここで、「労働」を貧乏人のすることなどど見くびり、投機的なマネーゲームに手を出したりすると、その人の人生は経済的困難に向かっていくでしょう。③自分も働くが、お金も働かせている円熟世代。「円熟世代」とは、自己投資の結果が実り、その果実のお金も働かせるために、投資を実行している時間をいいます。この頃になると、退職後の生活にも関心が持てる余裕が生まれ、人生全体の経済的な計画を持ち、それに向かっていくライフ・ステージにいます。何年後にはいくらの資金を作っておきたい!という明確な目標のもとに、必要に迫られた合理的な投資をしています。④お金が働いてくれるので、自分は働く必要のない不労世代。「不労世代」とは、退職してから死ぬまでの時間をいいます。年金や自己資産が生み出す配当や収益だけで十分に食べていけるので、もう働く必要がなくなったライフ・ステージにいます。しかし、どの程度豊かであるかは、円熟時代にどのような目標を立てたかによって人様々であるはず。公的年金だけに依存しない自立したプランが必要です。人生の夢を実現するポジティブな部分と相続や承継など人生の後始末をするネガテイブな部分の両面でバランスの取れたプランを作りたいものです。しかし、一般的でない生き方で大きな財産を築いた人もいます。
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